贈り物のタブー
どんな場合にもタブーと言うのはあり、贈り物にもタブーはあります。贈ってはいけない贈り物をお教えします。
贈り物のタブーとは?
基本的に語呂合わせや縁起、連想などなど、出所すら分からないことにより、贈り物には適さないと言うものがあります。例えば、病院などでは4号室と9号室がないという場合もありますが、これは4(死)や9(苦)を連想させるからとされていますが、4は「シ」の他に「ヨン」とも読みますし、9も「苦」では無くて「救」とすることもできます。第一、「仏滅」や「大安」などもにしても、六曜から取ったもので、今の太陽暦とは何の関係もありません。
こういった、迷信のためにタブーとなっている物も多いのですが、年配の方は結構気にするようなので、覚えておいても損はないでしょう。これにはいいけど、これにはダメと言うのも結構あるようですので、混乱しないように覚えましょう。管理人の意見としては、語呂合わせを利用して出た合格祈願のお菓子なども、滑稽に見えてしまいます。これに関しては、管理人が性格がひん曲がっているためでもありますが。
全般的に禁止
基本的に、全般的に禁止されている物は櫛(苦と死)などのように、不吉な語呂あわせができるものです。同じように、数字の4と9なども縁起の悪い数字とされていますので、4個セットや9個セットなどのようなものは止めておきましょう。西洋では13を嫌いますが、日本でも最近になって、嫌悪されているようです。ただし、1ダースや8(末広がり)はいいとされているので、そういったものを選びましょう。
物では、刃物などのような「切れる」物もよくないとされています。また、お茶なども一般的に弔事に使われることが多いので、お祝いでは避けたほうがいいでしょう。しかし、お茶と言えば緑茶が一般的なので、紅茶やコーヒーなどは問題ないでしょうが、贈らないのが無難でしょう。後はハンカチです。ハンカチは感じで、「手巾(てぎれ)」と書き、「手切れ」を連想させるために贈り物として向かないとされています。
イベント別
今度はイベントごとに見て行きましょう。
結婚式
結婚式のときには、刃物のように「切れる」などや「割れる」、「壊れる」などのようなことから、ガラスなどのような物はタブーとされています。しかし、結婚式で家族が増えれば、食器などは必然的に必要となりますので、本人からの希望があるようでしたら、そんなに気にせずに贈ってもいいでしょう。ただ、結婚する本人達はともかく、どちらかの親が嫌な顔する可能性もありますので、希望が無い場合には、避けたほうが無難でしょう。
新築祝い、開店・開業祝い
新築で一番怖いのが、火事です。そのため、贈り物でも火を連想させる赤い物などは避けるようにしましょう。また、火に関係のある、灰皿やライター、ストーブ、ランプなどのような物はタブーとされています。
病気見舞い
病気の際には、知っている人もいると思いますが、鉢植えなどの「根付く」が「寝付く」となるのでタブーとされます。また、麺などものびるとされ、入院が伸びるに通じるのでダメと言われています。首が落ちるとされる「椿」や香りが強い「ユリ」、花びらが散りやすい「ケシの花」、葬儀に使用される「菊」、色があせてしまう「紫陽花」、血を連想させる「赤い花」、語呂合わせから「シク(死苦)ラメン」などがあります。気をつけましょう。
快気祝い
基本的に、後に残らないと言う意味で消耗品、溶けてなくなるという意味から、石鹸や調味料などを贈るそうです。この場合には特にタブーは無いようです。
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Last update:2021/7/1